はじめに
夜中に「アッ!」と声を上げた瞬間、殿くんの体がガタガタ震え出しました。
呼びかけても反応なし、唇は紫、目は白目…。
「なになになに!?」とパニックになりながら119に電話をかけようとするも、焦りすぎてスマホのパスコード画面でずっと「119」を押し続けるしまつ💦
あの時の恐怖は、一生忘れられません。
今回は、そんな我が家の「熱性けいれん→救急車」体験と、後から分かった“親ができる対応”をまとめました。
同じように突然の発作に出会ってしまったママ・パパの少しでも安心につながれば嬉しいです。
熱性けいれんとは?
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発熱に伴い、脳が未熟な子供に起こりやすいけいれん
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主に6か月〜5歳に多い
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数分でおさまることが多いが、長引くと危険
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厚労省や小児科サイトでも「よくあること」と説明されている
我が家の救急搬送体験談🚑
夜中に突然のけいれん
23:30。熱っぽくてなかなか寝つかない殿くんを、やっと寝かしつけたと思ったら…
0:20ごろ、突然 「あっ!」と大きな声を出した瞬間に全身がガタガタ震えだしたんです。
呼びかけても反応なし。
口から泡を吹き、唇は紫色、目は白目…。
その瞬間、頭が真っ白に。
救急車を呼ぶまで
慌てて大声でビンカン夫を呼んで状況を見てもらったら、すぐに「救急車呼んで!」。
私はスマホを持って119を押すも、焦りすぎてパスコード画面で「119」をくり返すばかり…💦
やっと繋がったのは、けいれんから5分ほど経った頃でした。
「場所は?誰が?どんな症状?」と質問されるも、冷静に答えられず…。
その間にけいれんは収まったものの、今度は目を閉じたまま動かない殿くん。
救急車に乗るときもピクリともせず、私の心臓はバクバクでした。
搬送中の恐怖
病院に向かう途中、救急車がガタンと揺れた瞬間、殿くんがギョロッと目を開けて辺りを見渡しました。
…でも無反応。泣きもせず、ただ視線を動かすだけ。
「え、記憶がなくなった?」と、その時が一番怖かったです。
病院での検査
0:55ごろ病院に到着。
コロナやインフルの検査、血液検査、レントゲン…とにかくフルコース。
遠くから「ママ〜!」とギャン泣きする声が聞こえ、胸が締め付けられる思い。
看護師さんに呼ばれて再会すると、点滴を引きちぎろうとするほど大暴れ💦
なんとか検査を終えて帰宅できたのは朝4時。
でも翌日にはケロッと元気になっていて、先生からは「またあったらすぐに救急車を。できれば動画も撮って」とアドバイスを受けました。
熱性けいれん時に親ができること
1. けいれんが始まったら「時間を計る」
痙攣が何分続いたかは診断にとても重要。
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5分以上続いたら迷わず119へ
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数分以内に止まっても、不安なら救急車を呼んでOK
2. 可能なら「動画を撮る」
・震え方、目の動き、泡を吹いていたかなどが分かる
・説明できなくても医師に見せられる
3. 姿勢は「横向きに寝かせる」
・嘔吐時の窒息防止
・口に物を入れるのはNG
4. 救急車を呼ぶ目安
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けいれんが5分以上続く
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初めてのけいれん
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けいれん後も意識が戻らない
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息が止まったように見える
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唇や顔が紫色
まとめ
熱性けいれんは、多くの子が経験する可能性があります。
でも実際に目の前で起きると、本当に恐ろしくてパニックになるものです。
今回の経験を通して学んだのは、
①時間を計る ②動画を撮る ③横向きに寝かせる ④迷わず119
この4つでした。
そして何より大事なのは、
👉 ママ・パパは自分を責めないで大丈夫!
👉 不安なら救急車を呼んでOK!
この記事が、同じように不安な夜を過ごしているママやパパの「安心」につながれば嬉しいです🌸
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